2023年韓国日本教育学会年次学術大会のご案内(11/18_19)/光州教大)
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2023年 韓国日本教育学会 年次学術大会のご案内
2023 Annual Academic Conference of the Society of Korea and Japan Education
○ 大会名 : 2023年 韓国日本教育学会 年次学術大会(国際学術大会)
○ 主題 : 日本のAI教育の現状と展望-GIGAスクールとAIによる学校教育の革新
○ 日時・場所 : 2023年11月18日(土)~11月19日(日)/光州教育大学 視聴覚2室
*11月19日(日) 光州ツアー(全日ビルディング、前全南道庁、国立5.18民主墓地)
○ 後援 : 日本国際交流基金 ソウル文化センター、学志社(HAKJISA)
○ 参照 : 韓国日本教育学会ホームページ www.skje.co.kr/?c=5/20&uid=625
○ 問い合わせなど: chokyubok@naver.com
韓国教育部は、AIと連携したコンテンツとコミュニケーションを活用して教員と児童生徒の教授学習をサポートし、より効率的で効果的な学校教育を目指している。例えば、2025年を目途にAIデジタル教科書の導入を目指し、関連法律と情報インフラ―などを整備しつつ民間企業などとの協力を強めている。このようなAI教育政策の実施に際して、試行錯誤とAIによるデメリットなどを最小限に抑え、持続可能で効果的な結果を導くためには、海外の先進諸国を参考にする必要があり、特に韓国と教育システムが類似する日本のAI教育に関する政策や研究動向、実践事例の検討が不可欠である。
日本の文部科学省は、「主体的・協調的な深い学び」を推進するため、一人一台のPC導入やデジタル教科書の利用などの教育情報化政策を展開している。2018年より「GIGA(Global and Innovation Gateway for All)スクール」政策を実施し、児童生徒の端末機や教室の高速ワイヤレスネットワーク、教育用クラウドプラットフォーム(学習eポータル, MEXCBT)の整備を進めている。さらに、2022年及び2023年には生成型AIの教育応用に関する研究を推進し、その成果や実践例を公表している。AIの導入による学習効果の向上、教員の業務負担の軽減など、AI技術との共存を前提とした新たな教育方法や方針が討議されている。
このような背景を踏まえ、韓国日本教育学会は2023年には’日本のAI教育’をテーマとして4つの学術大会を進めており、今回の年次大会では’日本のAI教育の現状と展望-GIGAスクールとAIによる学校教育の革新’というテーマで以下のように基調講演と合計7件の研究発表が行われる。
開会(10:00~10:20)
- 開会の辞:李貞姬(韓国日本教育学会会長)
- 祝辞: 李廷先(光州広域市教育監)
第1部(10:20~12:20) AI教育と人間 : 座長 朴南洙(大邱大学)
•基調講演(10:20~11:00):市民性教育からのAI教育とエージェンシー教育-変革主体を中心に
- 発表 : 池野範男(広島大学)
- 討論 : 高鐫(済州大学)
- 翻訳&通訳 : 張智恩(成均館大学)
•発表(1)(11:00~11:30):AI時代の実存学習に関する教授法の考察
- 発表 : 李恩珠(明知専門大学)
- 討論 : 韓贊熙(光州教育大学)
•発表(2)(11:30~12:00):日本のAIと共存する人間中心未来教育の現状と示唆
- 発表 : 宋珉煐(韓国ホリスティック統合教育研究所)
- 討論 : 孔秉鎬(五山大学)
•総合討論(12:00~12:20) : AI教育と人間、共存とエージェンシー
第2部(13:40~15:20) AIと学校授業 : 座長 張智恩(成均館大学)
•発表(3)(13:40~14:10):韓国のChat GPT教育活用事例研究
-発表 : 申ドングァン(光州教育大学)
-議論 : 李秀哲 (大田新一女子高等学校)
•発表(4)(14:10~15:00)日本のChat GPT教育活用事例研究
-発表 : 井上奈穂(鳴門教育大学)
-討論 : 趙顯紀(ソウル明円小学校)
-翻訳&通訳 : 曺圭福(韓国教育学術情報院)
•総合討論(15:00~15:20) : GPTと学校授業の変化
第3部(15:20~17:50) 日本のAI教育政策 : 座長 千鎬誠(全州教育大学)
•発表(5)(15:20~16:10):日本の教育DX動向-GIGAスクール構想とその後
-発表 : 林向達(徳島分立大学)
-討論&翻訳&通訳 : 曺圭福(韓国教育学術情報院)
•発表(6)(16:10~17:00):初等中等教育段階におけるAI活用に関する日本の政策の現状と展望
-発表 : 空 健太(国立教育政策研究所)
-討論&翻訳&通訳 : 車ボウン(延世大学)
•発表(7)(17:00~17:30):日本の教員のICT利用指導力養成のための教職課程の現状と課題
-発表 : 李禧承(桐蔭横浜大学)
-討論 : 郭ビョンヒョン(済州大学)
•総合討論(17:30~17:50) : GIGAスクールとAI教育の可能性と教員の役割
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